この記事では、世界中で流行りの性格診断「16personalities」の診断結果の相性関係について紹介しています。自分と相性の良いタイプなどを把握することで、新たな人間関係を築くきっかけになるかもしれません。
「16パーソナリティ診断」とは何か
「16personalities性格診断テスト」とは、今世界中で流行っている性格診断の一つで、PCやスマートフォンから簡単にうけることができる無料の診断テストです。結果は16種類の性格タイプに分類され、正確すぎて利用者からは「ちょっぴりゾッとする」という声も上がっています。
93個の質問に答えることで、自分の性格や思考や興味が分かり、診断結果の活用方法は様々です。「当たっている！」と思う方も多くいますが、診断結果を重く捉えすぎずに、参考程度に受けとるのが良いでしょう。
「16パーソナリティ」の指標や16タイプの説明は、こちらの記事をご覧ください。
16personalities診断は「MBTI診断Ⓡ（一般社団法人日本MBTI協会）」とは関係ありません。
※当サイトの記事は「16personalities性格診断テスト」を基に作成しています。
正式なMBTIとは異なりますのでご注意ください。
詳しくはこちらのページをご参照ください。
16タイプの相性関係
16タイプの性格の特徴と、「相性のいいペア」「相性が良くないペア」とされている組み合わせをご紹介します。
１．INTJ（建築家）
【特徴】
興味をもった分野は徹底的に研究する。自立心が強いので一人でいることも気にならないタイプ。
最も相性がいいペア・・・ESFJ（領事官）
感受性の豊かなESTJとの相性はとても良いといえます。ESTJは世話好きで頑張り屋な性格です。性格が似ているわけではありませんが、互いの良さを尊重し、助け合い、無理せず自然体でいられる関係性が見込めます。
相性がいいペア：ISFP/ENTP/INTJ
最も相性がよくないペア・・・ESFP（エンターテイナー）
INTJとESFPは心理機能が真逆のため、衝突が起こりやすいです。楽観的で周りを盛り上げることに楽しさを感じるESFPとの共同作業では、フラストレーションが溜まります。一度亀裂が入ると関係はさらに悪化するので、一定の距離を保つのが良いでしょう。
２．INTP（論理学者）
【特徴】
問題解決能力・論理的思考力が非常に高い。慎重に行動しミスが少ないタイプ。
最も相性がいいペア・・・ESFP（エンターテイナー）
強い好奇心を持っている点が共通しています。自分にない相手の良さを認め尊敬することができ、互いの違いも刺激的と捉えることのできるプラスな関係を築くことができます。生涯のパートナーや仕事仲間に最適な関係です。
相性がいいペア：ISFJ/ENTJ/INTP
最も相性がよくないペア・・・ESFJ（領事官）
全てが真逆のESFJとは、意見の衝突が頻繁に起こります。ESFJの相手に感情移入する性格と、INTPのルールを守ることに厳密な性格が、何か起こった時にトラブルになるのかもしれません。無意識のうちに避けたいと感じるようになる傾向にあります。
3．ENTJ（指揮官）
【特徴】
自分に自信があり、強い意志を持つ。鋭い知性を活かして周りを率いて成功を目指すタイプ。
最も相性がいいペア・・・ISFJ（擁護者）
ENTJとISFJには、掲げた目標に対して、最後まで粘り強く取り組む姿勢や信念が共通します。目標遂行能力の高いENTJと、物事の全体像をとらえることが得意なISFJのバランスは非常によく、自然と良い関係を築くことができます。
相性がいいペア：ESFP/INTP/ENTJ
最も相性がよくないペア・・・ISFP（冒険家）
ENTJとISFPは、価値観、コミュニケーション方法、ストレスの処理方法など全ての点においてすべてが真逆です。相手を理解することができないためお互いにストレスが溜まります。
4．ENTP（討論者）
【特徴】
頭の回転が非常に速い。好奇心旺盛で複雑な出来事や議論も楽しむことができるタイプ。
最も相性がいいペア・・・ISFP(冒険家）
感性が優れ、創造性の高いISFPと、知識者で柔軟な思考が得意なENTPの二人が合わさることで、ユニークなアイデアが生まれやすくなります。お互いを尊重する姿勢のため、互いの成長に繋がります。
相性がいいペア：ESFJ/INTJ/ENTP
最も相性がよくないペア・・・ISFJ(擁護者）
冒険的で変化を好むENTPと、安定的で伝統を重んじるISFJは根本的な考え方や方向性に違いがあります。コミュニケーションを取ろうとするほど摩擦が生まれてしまう可能性があります。
5．INFJ（提唱者）
【特徴】
高い目標と野心を抱いている。自分の価値観を基準に物事をきっぱり判断するタイプ。
最も相性がいいペア・・・ESTJ(幹部）
責任感が強く、目標に対して誠実に取り組む姿勢が共通しています。INFJの独創的なアイデアを生み出す姿勢、ESTJの合理的な問題解決能力が優れている点を、互いに認め合いリスペクトし合える関係です。
相性がいいペア：ISTP/ENFP/INFJ
最も相性がよくないペア・・・ESTP（起業家）
感情的で深いつながりを求めるINFJと、現実的で外向的なアプローチを好むESTPでは価値観が異なります。共同でプロジェクトなどを進行するときは対立が起きやすい傾向にあります。
6．INFP（仲介者）
【特徴】
心穏やかで思いやりに溢れている。自分らしくいることを望み行動するタイプ。
最も相性がいいペア・・・ESTP（起業家）
内向的で感受性の高いINFPと、外向的で現実的な思考をもつESTPではお互いを補い合い高め合う特徴があります。感情と論理のバランスがよく良好な関係を築くことができます。互いの長所を生かして、共通の目標に向かうことができるでしょう。
相性がいいペア：ISTJ/ENFJ/INFP
最も相性がよくないペア・・・ESTJ(幹部）
個人の価値観や創造性を重視するINFPと、組織やルールを重視するESTJは性格が対照的です。あらゆる場面で両者のスタイルの違いが垣間見えるため、衝突が多くなるでしょう。
7．ENFJ（主人公）
【特徴】
自分の価値観や意見を発信することが得意。洞察力や繊細さも兼ね備えているリーダータイプ。
最も相性がいいペア・・・ISTJ（管理者）
社交的で感情が豊かなENFJと、信頼性と責任感の強いISTJは互いの良さを生かした相互補完の関係を築くことができます。ENFJは人を励ますことも得意なため、計画的なISTJの行動をサポートし、安定感をもたらすことができるので協力的な関係を育むことができます。
相性がいいペア：ESTP/INFP/ENFJ
最も相性がよくないペア・・・ISTP(巨匠）
社交的でみんなを同じ方向に導くことが得意なENFJは、冷静で独立的なISTPに対して不安を感じる傾向にあります。計画性の有無でも揉めることがあるでしょう。
8．ENFP（運動家）
【特徴】
自由奔放でフレンドリーな性格。エネルギッシュな行動派で周りに影響を与えやすいタイプ。
最も相性がいいペア・・・ISTP(巨匠）
ENFPのアイデアマンでエネルギッシュなところと、ISTPの現実的な視点と実行力がプロジェクトや新しい挑戦を成功に導く鍵になります。新しい視点を得たり、互いの強みを尊重して共に成長することのできる最高の組み合わせです。
相性がいいペア：ESTJ/INFJ/ENFP
最も相性がよくないペア・・・ISTJ(管理者）
創造的で冒険好きなENFPと、堅実的なISTJは性格に大きな違いがあります。互いの性格や行動スピード、優先順位にギャップを感じ一緒にいるとストレスを感じる傾向にあります。
9．ISTJ（管理者）
【特徴】
どんな状況でも落ち着きがあり、周りから頼りにされる。自分の義務を全うするタイプ。
最も相性がいいペア・・・ENFJ（主人公）
責任感が強く計画的、安定性を提供するISTJと、社交的で人々を鼓舞し、関係性を築き上げるのが得意なENFJが組み合わさると、協力的なチームを作り上げることができます。ENFJはISTJの努力を評価し、ISTJはENFJの協力的な姿勢を尊重し合うことのできる最高のペアです。
相性がいいペア：INFP/ESTP/ISTJ
最も相性がよくないペア・・・ENFP(運動家）
慎重で計画的、ルールや秩序を重要視するISTJと、創造的で柔軟性が高い、冒険好きで自由奔放なENFPでは、性格の特性が真逆のため衝突が避けられないかもしれません。
10．ISFJ（擁護者）
【特徴】
非常に献身的で温かい心の持ち主。控えめでやり方は地味だが、有能で実行力があるタイプ。
最も相性がいいペア・・・ENTJ(指揮官）
慎重で忍耐強く、人々の感情やニーズに対して敏感なISTJと、リーダーシップがあり決断力の優れているENTJでは互いの長所でバランスを取ることができます。共にプロジェクトを遂行した場合、効率的にタスクをこなし、チームの人間関係を強化することができるでしょう。
相性がいいペア：INTP/ESFP/ISFJ
最も相性がよくないペア・・・ENTP（討論者）
慎重で安定志向、ルールや秩序を重んじているISFJと、挑戦と変化を好み、ルールよりも柔軟性を大事にするENTPは、一緒にいることで苦痛を感じる傾向にあります。
11．ESTJ（幹部）
【特徴】
秩序を守り、人をまとめることが得意。困難な状況でも相手が喜ぶ選択を優先するタイプ。
最も相性がいいペア・・・INFJ（提唱者）
ESTJとINFJのペアは自分をもっているところが共通しています。実務的なスキルをもち人をまとめることが得意なESTJはプロジェクトの実行をリードし、自分の基準をもちながら洞察力に優れているINFJは判断やサポートに徹することができるので、互いの良さを活かしたタッグが組めるでしょう。
相性がいいペア：ENFP/ISTP/ESTJ
最も相性がよくないペア・・・INFP(仲介者）
ESTJは、INFPの柔軟で非計画的なアプローチに対して見通しづらさや不安を感じ、逆にINFPはESTJの堅実さや規則性に対して制限されたような感覚を覚えてしまうようです。
12．ESFJ（領事）
【特徴】
他人に奉仕し、周りの人をサポートするのが得意。間違っていることはキッパリ指摘するタイプ。
最も相性がいいペア・・・INTJ（建築家）
ESFJはINTJの深い探求心や自立した姿勢を、INTJはESFJの気配り上手で人のためになろうという姿勢を尊敬し、互いに惹かれ合う傾向にあります。また、人間関係の構築やサポートが得意なESFJと、分析や戦略を立てることが得意なINTJは助け合うことで成功を収めることができます。
相性がいいペア：ENTP/ISFP/ESFJ
最も相性がよくないペア・・・INTP(論理学者）
人とのつながりを重視し社会に期待しているESFJと、論理的で自分で何かをすることを好むINTPは、興味関心や思考が異なるため互いを理解することが難しい関係にあります。
13．ISTP（巨匠）
【特徴】
大胆な行動もするが、合理主義的で現実思考。大切な人と協力して何かすることを好むタイプ。
最も相性がいいペア・・・ENFP(運動家）
冷静で現実的に物事を判断することのできるISTPと、社交的でアイデアマンのENFPは創造性と知性のバランスがよいとされています。ENFPは新しい視点のアイデアを提供し、ISTPはそれを現実的に実現できるかどうかを評価することで成長できる関係性を築けるでしょう。
相性がいいペア：INFJ/ESTJ/ISTP
最も相性がよくないペア・・・ENFJ（主人公）
ISTPはENFJの感情表現や距離感の詰め方に違和感を感じ、ENFJはISTPの感情表現の少なさや単独行動が目立つ点に不信感を感じることがあります。
14．ISFP（冒険家）
【特徴】
柔軟性と芸術性を兼ね備えている。好奇心旺盛で新しい挑戦に物怖じしないタイプ。
最も相性がいいペア・・・ENTP（討論者）
感受性が豊かで創造的なISFPと、知識、アイデアに対する情熱をもっているENTPは共通の興味を共有しやすい傾向にあります。お互いが新鮮な視点を提供し合い、その刺激を大切にできるため、関係に飽きることなく発展し続けるでしょう。
相性がいいペア：INTJ/ESFJ/ISFP
最も相性がよくないペア・・・ENTJ(指揮官）
個人のニーズと感情に焦点を当てるISFPに対して、ENTJは全体的な計画や目標に焦点を当てるため、価値観や目標の違いが原因で衝突が頻繁に起こります。
15．ESTP（起業家）
【特徴】
口先だけで終わらせず、危険が伴っても行動を起こす。知覚が非常に優れているタイプ。
最も相性がいいペア・・・INFP(仲介者）
実践的な冒険を好むESTPと、思いやりがあり感受性が豊かなINFPは「理解と支え」の提供関係になることができます。お互いに魅力を感じ、強みを引き出し合い、共感的で楽しい関係を築くのに適している組み合わせです。
相性がいいペア：ENFJ/ISTJ/ESTP
最も相性がよくないペア・・・INFJ（提唱者）
現実的で冒険心旺盛なESTPと、感情的で洞察力のあるINFJは、行動に対する判断基準や、生活スタイルの不一致である点から、互いを理解することに苦しみます。
16．ESFP（エンターテイナー）
【特徴】
自発性があり、エネルギッシュな性格。周りの人を巻き込んで楽しむことを好むタイプ。
最も相性がいいペア・・・INTP（論理学者）
社交的でエネルギッシュな楽しい活動を好むESFPと、知識に対して深い興味をもち論理的な問題解決に優れているINTPは、一見合わなそうに感じますがバランスのとれた関係になれます。互いを尊重し学び合う機会を提供することができるため、充実した関係を築くことができます。
相性がいいペア：ENTJ/ISFJ/ESFP
最も相性がよくないペア・・・INTJ（建築家）
感情を重視し社交活動を好むESFPと、感情よりも論理を重視し計画性のある行動を好むINTJでは、価値観や優先事項が異なるため、生活スタイルもあまり合致しません。
相性の判断基準は？
相性のいいペア
相性のいいペアには「似ている性質をもっている」「互いの足りない部分を補い合えている」という特徴があります。
似たような思考や価値観を共有することができ、自分らしいコミュニケーションを楽しむことができます。共感するポイントが多いことで会話は自然と盛り上がるので居心地のよさを感じるでしょう。
また、お互いの強みを強化し、弱点をカバーし合える関係性も見込むことができます。異なる視点やスキルをもつことで、新たな世界を楽しむことができ創造性が刺激されます。
相性がよくないペア
相性の悪いペアには「性格が似すぎている」「考え方や価値観が真逆である」という特徴があります。
タイプにもよりますが、競争心が高い場合、似ている性格同士では何をするにもライバル意識が芽生え衝突するリスクが高くなってしまいます。
考え方や価値観があまりにも正反対の人といると、ストレスの原因になっていしまうため、ある程度の距離感を保つことがよいとされています。
まとめ
相性を把握して、柔軟な人間関係を築こう！
16パーソナリティの相性は、絶対に関係がうまくいく、居心地が悪いというわけではありません。あくまでも「そういう傾向にある」くらいの参考程度の気持ちで捉えましょう！
相手の診断結果を把握することで、相手の思考やコミュニケーションのとり方を理解する材料になります。円滑に関係を縮めることができるなどのメリットもあります。
自分と対照的なタイプの人に対しては、価値観や考え方の違いを理解し、互いに歩み寄る気持ちを心がけましょう。そうすることで、自分にはない視点や問題解決策などを掛け合わせて、互いの足りないところを補い合える良い関係性を築くことができるでしょう。
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